スコットランドの生き物たち

 スコットランドを旅していると、いろんな動物とめぐりあうことができます。野生の生き物との遭遇は一瞬のことが多く、なかなか写真に撮ることができないのですが、そんな中からいくつかをご紹介します。






 ティオラム城近くの道路脇に突然現れたシカです。おそらく、スコットランドの在来種である red deer と思われます。シカさんとの距離は2メートルくらい。ほんの少しの間でしたが、「何しに来たの?」という感じでこちらを見ていました。

  


 



 こちらは、マル島で見かけたシカです。上のシカに比べて白っぽいこのシカは、外国から導入された外来種です。写真ではちょっと分かりにくいですが、りっぱな角を持っています。ちなみに一説によれば、日本から移入されたシカは「Shika deer」というそうです。       
 






 カラヴァロック城の横の林の中で見つけた野ネズミです。さすがスコットランドの5ポンド札になっているだけあって(?)、仕草もかわいかったです。
 


 




 もともとは人に飼われていたのが野生化したウサギ(rabbit)は、あちこちで見かけます。右の写真は、うちの近所の馬を飼っている牧場に住んでいるウサギです。また、スコットランドにもとから住んでいた野生のウサギ(hare)も田舎に行くとたまに見かけることがあります。       
 



 キジもスコットランドでよく見かける鳥です。クリータウンの近くでオスとメスがつがいでいるのを見つけましたが、どうもメスの方が頭がいいというか要領がいいようで、さっさと人が入れない道路脇の茂みの中に隠れてしまいました。

   

  
 






 こちらはマル島のMoy Castleというお城の近くにいたチャフィンチ(ズアオトリ)です。訪れる人もまばらな場所なのに、なぜかこの鳥はとても人に慣れていて、人の手のひらの上に乗ってパン屑を食べたりしていました。
 


 




2006年9月3日