Airdrie通信



 Airdrie (エアドリー)は、グラスゴーの東、約20kmくらいのところにあります。Airdrie というのは、もともと土地の言葉で「丘の牧場」という意味だそうです。今でも、少し郊外に出るとなだらかな丘に広々とした牧場が広がっていて、羊や馬がのんびりと草を食べています。田舎道を車で走っていると、馬車とすれ違ったりすることもあります。



歴史

 その昔Airdrie は、グラスゴーとエディンバラを結ぶ街道沿いの町として発達してきました。産業革命の頃には、繊維工業、続いて鉄鋼業で栄えました。Airdrie のランドマークといえる時計塔(Town Clock)は、その頃に造られたそうです。


        Town Clock




現在

 現在人口は約3万6000人、グラスゴーのベッドタウンとして、住宅地が広がっています。




交通

 Airdrieには、グラスゴーから電車で簡単に行くことができます。詳しくは交通案内 (グラスゴーからAirdrieへ)のページをご覧ください。




気候

 夏は大変涼しくて過ごしやすく、冬も海流の影響で高緯度の割に寒くありません。最低気温がマイナス5℃を下回ることはまれです。ただ、風が強いのと、天気がめまぐるしく変わるのが特徴的です。吹雪いていたかと思うと、30分後くらいには晴れ、その後すぐに雨になるなどということも珍しくありません。  (天気予報のページ参照)


雪のあと、晴れ間の広がる住宅地




教会

 スコットランドのほかの町でもそうですが、Airdrieには教会がたくさんあります。1 km 四方に10カ所以上あり、それぞれ個性的な外観で目を楽しませてくれます。日曜日には礼拝に訪れる人の姿が見られます。  

 



廃線跡のサイクリングロード

 かつての線路跡が、今は整備されてサイクリングロードになっています。サイクリングに限らず、散歩を楽しんでいる人たちも多い所です。



Airdrieの散歩道 

 Airdrieの町のすぐ南には牧場がひろがっていて、ところどころ森も残っています。
そこには遊歩道が整備されていて、散歩を楽しむことができます。私のお気に入りの場所です。



Airdrie - Newhouse 間を走っていた鉄道 

 こちらの廃線跡も遊歩道になっています。沿線には森や牧場が広がり、小さな町が点在しています。



Airdrie のサッカーチーム

 がんばれ、Airdrie United !



Airdrie のお店

 小さな町Airdrieにもいろんなお店があります。