この間、一緒に働いているスコットランド人の女性が結婚されることになり、そのパーティーにご招待していただきました。招待状はとてもおしゃれで、エディンバラ郊外の「Oxenfoord Castle」にお招きいたします、と書いてありました。「え、お城で結婚パーティーをやるの?」と、彼女に尋ねたところ、「お城じゃなくて、昔は学校だった建物らしいわよ」との事でした。どうやら本当のお城じゃなくても、古くて立派な建物は、キャッスルになってしまうようです。実際、その建物を目にしてみると、とても学校には見えず、お城と言われれば、そう信じてしまうくらい立派な石造りの館でした。
夜のOxenfoord Castle
パーティーは夜の7時半からですので、自宅で夕食を食べてからの参加となりました。さすがスコットランドでの結婚式だけあって、タータンのキルトで正装された男性が大勢いらっしゃいました。新婦の一族の方々のキルトは、お揃いの柄でした。実家がダヌーンでキルトショップをやっている人に尋ねたら、多分一族に伝わる図柄だろうとのことでした。
さて、パーティーのメインイベントは、ケィリー( Ceilidh )というスコットランドの伝統的ダンスでした。夜が更けゆくにもかかわらず、皆さん楽しそうに踊っていらっしゃいました。
おしゃべりをしたりダンスを踊ったりして、楽しいひとときを過ごしながら、みんなで祝福するというのが、スコットランド式結婚パーティーのようです。
結婚式の次の日、お二人は新婚旅行に旅立ちました。3週間のお休みを取って、ドミニカに行かれたとのことです。こちらの人たちは、本当に良く休暇を満喫されます。