クライド川は、グラスゴーやその周辺地域(ストラスクライド)にとって大きな存在感のある川です。中上流域は、牧場や森が広がるのどかな地域ですが、グラスゴー市内に入ると、両岸には工場や船のドックなどが立ち並んでいます。
そんなクライド川で、今も渡し船が活躍しています。グラスゴーの中心部から少し下流側、Yoker と Renfrew という町を結んでいます。使われている船は、人と自転車だけが乗れる小さなものです。クライド川には大きな船がしょっちゅう行き来しているので、その間をぬって両岸をピストン運行しています。
船の名前は、「Yoker Swan」号。対岸に着いたときには、2羽の白鳥がお出迎えしてくれました。
船着き場があるRenfrew という町は、古い建物が建ち並ぶ落ち着いた町です。けれども町の郊外には、Braehead というとても大きなショッピングセンターもあります。駐車場には6500台分のスペースがあるということからも、その大きさが分かるかと思います。