Airdrie と Newhouse を結ぶバスは、気まぐれというか、いい加減なところがあります。まず、本当の料金がいくらなのか、いまだによくわかりません。0.90ポンドのこともあれば、1.00ポンドの時もあり、また、1.10ポンドだったり、1.20ポンドのこともあります。最初は、ラッシュ時と昼間帯、あるいはバス会社の違いで料金が変わってくるのかなーと、思っていたんですが、どうもそうではないようです。どうやら運転手さんによって、運賃が変わってしまうようです。運転手さんはたいてい、特に運賃表を確かめることもせず、○○ポンドだよと言ってくれます。
ある日、いつものように運賃を払おうとしたところ、運転手さんはおもむろに運転手さん用の料金表を取り出して、しばらくにらんだ後、「運賃は1.10ポンドだね」と言いました。ですから、正しい運賃は1.10ポンドで、それ以外の運賃は、その時々の運転手さんがだいたい勘で適当に言っているんだろうと、納得しました。
ところが、それからしばらくして、別の運転手さんのバスに乗った時、その運転手さんもしばらく運賃表をにらんだ後、「1.20ポンド!」と言いました。というわけでいまだに本当の運賃は不明です。
運賃表を見ても運賃がいろいろな理由は、おそらくバス停に名前がないからだと思います。以前のページの写真のように、バス停にはポールが建っているだけで、名前が書いてありません。研究所の前のバス停はちょうど Newhouse と Chapelhall という町の中間にあるので、運転手さんもどっちで考えたらいいのか迷うようです。
さらに困ったことに、このバスは時々突然運休になることがあります。バスは1時間に一本か二本しかありませんので、へたをするとさらに1時間待たなくてはいけません。かと思えば、2時間に一本の248系統が、1時間毎に走っていたりすることもたまにあります。
もっと困ったことに、なんのお知らせもなくバスの運行ルートが変わってしまうことがあります。運転手さんに尋ねると、「この先で道路工事をやっていて通れないから」とのことで、研究所の前のバス停にとまらないこともありました。
こういったことも、まぁ、お国柄なんだなー、と思う今日この頃です。