アイラ(Islay)、その2(アイラ島中央部)

 


ロッホインダールの砂浜
 
 アイラ島の中央部には、島内最大の町であるボウモアはじめ、ブリッジエンドといった町があり、また、ロッホインダール(Loch Indaal)と呼ばれる入り江沿いに美しい砂浜が続いています。
 


ボウモア(Bowmore)

 アイラ島の中心の町、ボウモアは、島のほぼ中央部に位置しています。この町には、ツーリストインフォメーションセンターや、ウィスキー蒸溜所(Bowmore Distillery)、円筒形の教会(Kilarrow Parish Church)などがあります。
      

Kilarrow Parish Church



ボウモア蒸溜所


ボウモア蒸溜所

 白い外壁が美しいこの蒸溜所は、ボウモアの町のほぼ中心部にあります。かつての海上輸送の目的のためか、ちょうど海岸沿いに立地しているので、見学後は海を眺めながら試飲を楽しむことができます。
 この蒸溜所の倉庫の一部は現在、町のスイミングプールになっています。蒸溜所から出る廃熱を利用した温水プールだそうです。
 1779年創業、アイラ島最古の蒸溜所と言われていますが、現在ではサントリーの資本が入っていて、入り口には日章旗が立っていました。  


ボウモアの石鹸屋さん(Spirited Soaps)

 ここでは、独特の低温製法でウィスキーの香り入りの石鹸が作られています。アイラ島内外のいろんな蒸溜所のウイスキーの香りの石鹸があり、それぞれの違いを楽しむことができます。
 私達が訪れた時はちょうど試作品を制作中で、よかったらどうぞ、とそのサンプルもいただくことができました。  
      



ブリッジエンド(Bridgend)

 ブリッジエンドは、島の南北を貫く幹線道路と、島の西部(Rhinns of Islay)への道路の分岐点にある町です。ここには、シーフードのおいしいレストランがある「Bridgend Hotel」、手作りチョコレートを作っているチョコレート屋さんや、「アイラ・エールズ」というビール醸造所などがあります。
 スコットランドには各地に地ビールの醸造所がありますが、ここのビールは特に美味です。ただ、生産量が少ないためか、なかなかスコットランド本土で見かけることがないのが残念です。  
      

アイラ・エールズの看板



2008年10月26日