エジンバラからグラスゴー方面へ列車なら20分弱、ここリンリスゴーには、宮殿やセントミカエル教区教会(St Michael's Parish Church)、ユニオン運河などなどいろいろな見どころがあります。
リンリスゴー宮殿
 リンリスゴー宮殿の外観と内部
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リンリスゴー湖(Linlithgow Loch)のほとりに建つこの宮殿は、15世紀、ジェームズ1世の時代に建設が開始されました。その後100年以上の歳月をかけて、増築や改築が行われ、現在見られるような形になりました。1542年にメアリー女王が生まれた宮殿としても知られています。
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この宮殿は1746年にカンバーランド公によって焼かれ、屋根が落ちて廃墟となってしまいました。しかし、いくつかの部屋や回廊、北西の角にある塔などは、現在でもその内部を見学することが出来ます。
セントミカエル教区教会
遠くからでもよく目立つこの教会は、リンリスゴー宮殿のすぐ隣に建っています。そのためか世俗の紛争とも無縁ではなく、例えばイングランドのエドワード1世がこの地に侵攻した時には貯蔵庫として使用されたそうです。
教会の塔の屋根は元々石でできていたのですが、強度の関係上危険であるということが分かり、1821年に撤去されました。そして、1964年に現在見られるような尖塔が取り付けられました。 |

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リンリスゴーの街並み
リンリスゴーの街は、何度か戦争や火事の被害に見舞われたものの、1668年に造られたタウンハウスはじめ多くの古い建物が残っており、歴史を感じさせる町並みです。
また、駅のすぐ南側にはユニオン運河が通っており、ボートトリップを楽しむこともできます。