ラーグスはグラスゴーから電車で西に約1時間、海沿いにある小さな町です。ラーグスとはゲール語で「丘の横」という意味だそうで、実際町は海と丘とに挟まれた狭い場所にあります。また、グレート カンブレ島へのフェリーの発着点でもあります。
![]() 海側から見たラーグス |
13世紀頃、この地一帯はバイキングの侵攻に悩まされていました。一説によると、ラーグスにひそかに夜襲をかけようとしたバイキングの兵士たちが裸足だったため、トゲのあるアザミを踏んで思わず声を挙げてしまい、スコットランド側に知られてしまった結果、ラーグスへの襲撃が失敗してしまったということにちなんで、アザミがスコットランドの花となったといわれています。 |
この町を歩いていて気がついたのは、アイスクリーム屋さんがやたらと多いこと。おそらく、温暖な地を求めてグラスゴー周辺から多くの人々がこの町を訪れることや、背後に酪農地帯を抱えていることなどによるのではないでしょうか。そのうちの一軒に入ってみたところ、期待に違わず大変おいしいアイスクリームをいただくことができました。 | ![]() |