モファット(Moffat)

 スコットランドの知られざる良さを紹介しているウェブサイト「Undiscovered Scotland」の中でも「truly Undiscovered Scotland!」と紹介されているのが、モファットとその周辺地域。スコットランドとイングランドを結ぶ幹線道路の近くにありながら素通りしてしまう人が多く、その魅力はあまり広く知られていないようです。




  



 モファットの町でまず目を引くのが、ハイストリートに建っている羊の像。その名も「The Moffat Ram」。この辺りは羊の飼育が盛んで、町には羊毛製品を扱っている「Moffat Woolen Mill」があります。
 またこの町は鉱泉が湧いていたことでも知られ、18〜19灯世紀にかけては水浴療法なためにここを訪れる人も多かったそうです。そのなごりなのか、通りには古いホテルが建ち並び、スコットランドで一番古い薬局があったりもします。
 タウンセンターはとても明るく賑やかですが、一歩脇道に入ると静かなたたずまいの町並みを楽しむことができます。
また、モファットは周りを田園地帯に囲まれているだけあって、食品関係のお店もいろいろとあります。アイスクリームやショートブレッド、ハチミツやトフィー、マスタードなどなど地元のおいしい味を楽しむことができます。



 セント アンドリュース 教会

 19世紀に建てられたこの教会は、南西スコットランドにある教区教会の中でも最大級のものです。地元産の赤い砂岩を用いて作られているため、大きさとともにその赤さが印象的です。
 モファットの町が最も栄えていた時期に作られただけあって、内部の装飾もとても豪華です。
      
 



2006年10月28日