ブラドノック(Bladnoch)蒸留所はスコットランドで最も南にあるウィスキー蒸留所。1817年創業以来の重厚な石造りの建物が目を引きます。この蒸留所、これまでに何度か所有者が変わり、操業を中断したこともありました。最近では1993年から7年間ほど操業停止していたんですが、2000年から不定期に蒸留を再開したそうです。
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この蒸留所の見学ツアーは、私がこれまでに行ったどの蒸留所の見学ツアーよりも親切で、他では見ることのできないようなところまで見せてもらえました。例えば、ポットスチル(蒸留器)の下の部分 ー 左の写真の下の階の部分 ー とか、いろんな部品を作ったり修理したりする工作室、巨大な古いボイラーなどなど。 また、この蒸留所には付属のホールがあって、結婚式や各種イベントに利用されています。さらに、蒸留所の脇にはちょっとした庭園(Distillery Garden)もあります。
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この蒸留所には、「ジェスパー」という名前のウィスキーキャットがいます。私がここを訪れた時には、「たぶんどこかで昼寝でもしているのよ〜」ということで、残念ながら会うことができませんでした。右の写真は、付設のショップで買ったジェスパーの絵のマグネットです。 | ![]() |
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ブラッドノックから西へ数 km ほど行ったところにあるストーンサークルです。高さ60cm から1.5mくらいの石が19個、きれいな円状に並べられています。サークルの中心部には3個の石があり、スコットランドの東北部ではよく見られるタイプのストーンサークルです。それがなぜスコットランド南西部のこの地に存在しているのかは謎だそうです。
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