ストレイブン(Strathaven)


 グラスゴーの南東にある町ハミルトンからさらに南へバスで30分ほど行った所にこの町はあります。町の名前は、アボン川のほとりの広い谷という意味だそうです。小さな町ですが、古いお城もあります。町の中心は、「The Common Green」とよばれ、昔はここで市が開かれていたそうです。


花がいっぱいの The Common Green

 

  左の写真は、「Strathaven East Parish Church」という教会です。この町には他にも立派な塔を持った教会や、簡素ながらも洗練されたデザインの教会があります。

 



ストレイブン城


 別名アボンデール城とも言われるこのお城は、14世紀頃に作られました。その後領主は、ダグラス家、スチュワート家、ハミルトン家と移りましたが、18世紀には落雷や嵐で壊れてしまいました。現在も、表から見るとお城らしい姿をしていますが、裏に回ると壊れた壁が痛ましい姿を見せています。もっともそのおかげで、壁の内部の構造を見ることができます。


お城の裏側。家の材料にするため、
町の住人によって壁の石の一部は持ち去られたそうです。



ジョン ヘイスティー ミュージアム (The John Hastie Museum)

 このミュージアムは町の小さな博物館という感じで、かつての生活用品やおもちゃ、昔の写真等が展示されています。古い時代の一般の人々の生活の様子を偲ぶことができます。




2005年9月10日