Duirinish 地方と Snizort 地方はスカイ島の北西部に位置します。中心の町 Dunvegan には、MacLeod 家の居城であった Dunvegan 城があります。
Neist 灯台付近は、スカイ島の中でもとりわけ僻地と言われているところです。海岸線には、スカイ島最大の断崖である Waterstein Head はじめ多くの崖が続き、海鳥などの野生生物がたくさん住んでいます。
近くにある Glendale という谷の集落には、近年まで車が通行できる道が通じていなくて、船でしか物資の搬送ができなかったそうです。そして、スカイ島の他の地域では見られない風習も残っていたそうです。(本当に陸の孤島ですね。)
私がこの灯台に行ったのはお昼頃でしたが、夕暮れ時の景色は非常に美しいそうです。
Dunvegan の北方、Claigan という所に Coral Beach と呼ばれる浜があります。coral(珊瑚)といっても、本当の珊瑚ではなくて、ある種の海草の数ミリ程度の骨格が堆積してできた浜です。青い海と白い浜、緑の牧草地のコントラストがとてもいいです。近くの島にはアザラシが寝そべっていました。
Dunvegan の東方に、Fairy Bridge(妖精の橋)と呼ばれる石の橋が残っています。昔、ここによく妖精が現れてダンスを踊っていたそうです。それで馬が驚くものですから、地元の人々は困っていたんですが、偉い牧師さんがこの場所で礼拝をするようになってから、もう現れなくなったそうです。
レストランやお店など
この付近には、The three chimneysという有名なシーフードレストランがあります。かなり高級なレストランですが、非常に人気があるので予約しないと席がとれないことが多いです。また、Loch Bay にあるシーフードレストランでは、スカイの海で採れた魚を使った料理を食べることができます。ですから、どんな魚が食べられるかは、その日になってみないと分かりません。
Glendale の近くには、Skye Silver というアクセサリーのお店があります。ケルト模様や先住民のピクト人が残した文様などを基に、オリジナルのアクセサリーを作って販売しています。