ダンディー(Dundee)
ダンディーは、スコットランドで4番目に大きな市です。
ダンディーの人は昔から発明や工夫が得意だったようで、いろいろな物がこの町から生まれました。例えば、街灯、糊付き切手、アスピリン、マーマレード等々。最近でも、英国でよく見かける建物の壁に埋め込まれたキャッシングマシンを考え出したり、NASAの火星探査機の部品を製造したりしています。ダンディー大学はじめ、研究や教育に大変力を入れていて、市の人口約16万人のうち、約4万人が学生だそうです。また、郊外にあるテクノロジーパークにはさまざまな研究開発のための建物が建ち並んでいます。
ダンディーは、とても交通の便がいい町です。グラスゴーやエディンバラとは鉄道で直結していますし、郊外にはダンディー空港があって、Scot Airways がロンドンとの間に定期便を運航しています。
道路事情も良くて、スコットランドの人口の90%が住んでいる地域に車で90分以内に行くことができるそうです。私が住んでいるAirdrieからも車でちょうど90分でした。
ダンディーの町の中心部には古い建物と新しい建物が軒を並べています。Overgateという名前のショッピングモールは一方の壁面がガラス張りになっていて、古い教会の建物を眺めながらお茶を楽しむことができます。
Cat Show(詳細はねこの気まぐれ日記2003年5月10日をご覧ください)が行われたCaird Hallでは、普段はクラシックやポップスの公演が行われています。英国有数の良い(one of the finest)コンサートホールだそうです。
ダンディーの郊外には広々とした牧場が広がっていて、たくさんの牛や羊が放牧されています。ダンディーからエディンバラ方面へ向かうA92という道路沿いには菜の花畑も広がっています。
2003年5月17日