スコットランドの多くの自治体では、9月の週末にdoors open day といって、普段は公開していない歴史的な建造物を一般に公開したり、いつもは入場料が必要なところが無料なる催しが行われます。Newhouse や Airdrie があるノースラナークシャーでは一般公開される建物は無かったんですが、お隣のサウスラナークシャーでは、30以上の建物が公開されました。といっても、全部を見て回るのは困難ですので、サウスラナークシャーの中心の町、ハミルトン(Hamilton)で公開された教会や霊廟を見に行ってきました。
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教会の敷地内には、10世紀頃の作といわれる石でできた十字架があります。これは、スコットランドにあるノルマン化される以前のキリスト教遺跡としては、最も価値あるものの一つだそうです。 |
こちらは、1840年代に建てられた教会です。高い天井、使い込まれた椅子やパイプオルガンが印象的でした。また、教会の方の説明がとても親切で良かったです。
これは、1853年に亡くなった第10代ハミルトン侯爵の霊廟です。高さは約 36 m 。内部は、ハミルトン侯の柩と二つのレリーフが置かれているだけでがらんとしていて、とてもよく音が響き渡ります。係りの方が、廟の真ん中に立って「アメイジング グレイス」を歌ってくれたんですが、音響効果と相まって素晴らしい歌声を聞くことができました。