成長する霜


 Newhouse 付近は高緯度のわりに、冬でもそれほど寒くなりません。ただ、時々寒波が居座って、一日中氷点下の日が続くこともあります。
 そんな時には、夜のうちに降りた霜が昼間も融けることなく、日々その結晶が成長していきます。下の写真のように、長さ 1 cm 以上になることもあります。いわゆる霜柱とは別のものなんでしょうが、まるで霧氷のようにきれいです。こんな霜で覆われた野原を遠くから見ると、雪が積もったように真っ白です。気温が低くて、湿度がそこそこあって、かつ雪が降らないという条件の重なった日が続いたときに、見ることができます。



 




 日本でも寒い地方では見ることができるのかもしれませんが、大阪育ちの私にはとても新鮮な驚きでした。



2003年1月25日