私が初めてMacに出会ったのは、1987年、大学4年生の時でした。このマシンのおかげで、それまで手作業で行っていた発表用原稿の化学構造式の作成がとても簡単にできるようになりました。研究室にはMac部屋なるものができ、がらんとした室内に小さなMacがぽつんと置かれていたのが印象的でした。当時4年生は、大学院生の監督下でないとMacを使わせてもらえませんでした。
このCentris 650 は今もN先生のおうちで、第二の人生を歩んでいます。
私が最初にMacを買ったのは1993年、機種はCentris 650 です。当時の資料を読み返してみると、16MBの増設用メモリが19万8000円、300MBのハードディスクが51万円など、今では信じられないような時代でした。
Centris650 のあとを継いだのがPowerMacG3 (Blue & White)。このページの作成などで、活躍しています。
時の経つのは早いもので、PowerMacG3も使い始めてすでに7年半。さすがに最新の環境で使うには無理が出てきましたので、2006年の暮れに思い切って新しいMacを買うことにしました。新しいものはCPUがインテル社製ですので、残念ながら古いソフトウェアは動かないのですが、その代わりにWindowsが動くので助かっています。CPUのクロック数は、Centris 650の約100倍。隔世の感がありますね。
これらのMacたちに感謝の気持ちを捧げます。